喜多八幡宮

喜多八幡宮

古書に喜多郷喜多乃社とある石見の古社で、もともとは安濃郡邑陀郷を拓いた大田彦命・大田姫命を地主神社として祀り、須佐之男命を来成神社に祀っていたと云われています。

延暦年間(782~802)布施臣が豊前国宇佐神宮より勧請し、こちらを本殿とし地主神社・来成神社を境内社としました。

大内義隆、小笹原長隆、毛利隆元、毛利輝元、吉川元春、尼子晴久など名だたる戦国武将が国家安泰、五穀成就など祈願参拝、社殿造営に寄与しました。

長谷加賀守平朝臣は本殿造営し天下泰平を祈願、銀山奉公大久保石見守、竹村丹後守、歴代代官等も崇敬し参拝したと伝えられています。

吉永藩主加藤明成、明友はご祈願所として崇敬し神器など奉納しました。

祭礼風流行列(島根県無形民俗文化財)例大祭当日猿田彦役を先導に神職、負幟、高野聖、大人形、稚児、子供神輿、総代が氏子地域を巡り地域の神々と共に神社に向かいます。

高野聖は中世の頃、当社の神宮寺であった真言宗圓應寺に回国聖が来訪のおり当社に参拝したことに由来します。

神社名喜多八幡宮
鎮座地大田市
主祭神応神天皇・武内宿禰・神宮皇后
御神徳必勝祈願・健康長寿・開運厄除・商工業繁栄
例祭日月日
例祭の通称祈年祭 3月第4日曜日
例大祭 10月15日
新嘗祭 12月第2日曜日
駐車場の有無無し
最寄りの駅・バス停等大田市駅徒歩5分
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