延里八幡宮

延里八幡宮

弘安年間宇佐より勧請されたと伝えられる。

古老伝えて云う当國は往古異国よりしばしば寇されし事あれば國中の壮丁が屯集し八幡宮を奉斎し弓馬を練習せり。

今大字延里に的場アズチと云う地名あるはその遺蹟なり。

弘安年間時の政所より夷秋降伏御祈念仰出され神殿神地を附せられ神事祭祀盛なりしも大内氏の世に神地を削減せられ僅かに「上代古屋、御供畑、鳥居畑」の地名存するに至る。

延里八幡宮

天文十一年八月領主小笠原典次郎源朝臣長旗神殿を修造する。宝永七年康寅年神主山本伊孫次再建、明治五年村社に列せられ明治四十四年七月三十一日神饌幣帛料供進を得べき神社に指定せらる。

参道の石段が約100段あり、大田市内でも有数の長さである。

神社名延里八幡宮
鎮座地大田市長久町延里568
主祭神応神天皇、神功皇后、玉依姫命
御神徳厄除開運、家内安全、必勝
例祭日春祭り 4月中旬の土曜日または日曜日
駐車場の有無無し
最寄りの駅・バス停等JR山陰本線静間駅 行恒バス停
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