御由緒
刺鹿神社(さつかじんじゃ)は、延喜式神名帳に記載されたいわゆる、延喜式内の社であり、祭神は大彦命(おおひこのみこと)、譽田別尊(ほんだわけのみこと)=応神天皇(おうじんてんのう)、息長足媛命(おきながたらしひめのみこと)=神功皇后(じんぐうこうごう)、武内宿禰(たけうちのすくね)、国常立尊(くにとこたちのみこと)の五柱です。
刺鹿神社の祭神、大彦命は貞観六年(八六四年)十二月二十二日に字(あざ)宮垣(みやがき)に鎮座。
つまり延喜式の完成時点(延長)五年=九二七年)に確実に存在していたことがわかり、それだけ歴史のある神社であり、当時に於いても有力な神社であったと思われます。
安濃郡誌(あのぐんし)によれば伊勢国鈴鹿郡の坂下神社(現亀山市 片山神社)を勧請したことが見え、また延喜元年(九〇一年)五月には正二位の神階を授けられたとあります。
明治の御代に至って神社合併を仰ぎ出されて字門谷にある八幡宮(元暦二年(一一八五年)鎮座)へ刺鹿神社と西川大年にあった大元神社を合併し、それを称して刺鹿神社というようになりました。
桜の名所
境内には四百本以上のソメイヨシノがあり、毎年、三月下旬から四月上旬にかけて、桜祭りが催されます。
夜は、午後6時から午後9時までライトアップされ、夜桜も楽しめます。
神社概要
神社名 | 刺鹿神社(さつかじんじゃ) |
鎮座地 | 大田市久手町刺鹿1475 |
主祭神 | 大彦命 譽田別尊 息長足媛命 武内宿禰 國常立尊 |
御神徳 | 【刺鹿神社】武運長久・勝運・健康長寿・交通安全・諸願成就 【八幡宮】必勝祈願・勝利成功・安全祈願・安産祈願・商売繁盛・海上安全・武芸上達・開運招福 【大元神社】天下泰平・開運招福・立身出世・商売繁盛・厄除・災除・病気平癒・縁結び |
例祭日 | 4月15日 例祭 4月14日 前夜祭 |
駐車場の有無 | 境内に15台駐車可能 |
最寄りの駅・バス停等 | JR久手駅下車徒歩25分 |
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